ババ抜き先生の日記

寝る前に一言

パチンコ、パチスロについて 2

こんにちは!

前回に続き、パチンコ、パチスロ(以下パチ)についてお話したいと思います!あくまでも個人的な考えですので、一つの考え方として捉えてもらえればと思います。

今回はまず確率について話そうと思います。
よく友人から甘デジ(大当たり確率1/99の台)で300、400ハマり当たり無しとか色々聞くのですが、話は合わせるものの、正直そんなの知らんし嫌なら行くなと思ってしまいます。

前回の話に関係する部分もありますが、お店は企業です。大手チェーンだろうと個人経営だろうと企業には変わりありません。
ほとんどの企業は銀行やその他の金融機関や関連団体から資金を借りてお店を営業してるかと思います。

当然金融機関は多少のリスクはあれども、確実に貸したお金を返してもらえるのかを厳しく判断します。

「うちはパチ屋なので、台の調子次第では赤字になるか黒字になるか分かりません。すごい儲かるときもあれば大赤字の時もあります。だから借りたお金をちゃんと返せるか分かりませんけど、一応返済の見通しあるんで◯◯万円貸してください。まあ返済の見通しって言っても運次第なんですけど」

なんて企業にお金を貸してくれるところはこの世のどこにもありません。

その台の確率がどうとかそういう問題ではなく、お店はお客さんが来てくれる限り絶対に儲かる仕組みになってます。だから運転資金を借りて営業できるのです。

それは店の利益を管理するシステムがあるのです。
皆さんご存知のホールコンピューターというものです。
このホールコンピューターと聞くと、遠隔操作とかそういう話を想像するかと思いますが、残念ながら違います。

そもそも遠隔操作なんて今の時代デメリットしかないような気がします。その日、その月に数万、数十万遠隔操作とやらで不正に出玉操作をしても、もしその行為が表に出たときの社会的信用や営業停止などの行政処分のリスクを考えれば明らかに危険です。

良い意味でも悪い意味でも緩かった時代は確かににあったかもしれませんが、どこに目や耳があるか分からない今の時代に不正な出玉操作をすることはもはやあり得ないといってもいいかもしれません。

脱線しましたが、ホールコンピューターは店の利益を管理するシステムであり、出玉の不正な操作をするものではありません。この不正な操作というのがポイントです。
不正じゃない出玉の操作はしてると思われます。ただしホールコンピューターでの操作ではなく、別の手段を使っていると思われます。
利益の管理や操作をしなければ、つまりお店は運で営業してるってことになってしまいますから。

パチ屋は営業中に出玉の操作はすることができません。これは不正な出玉操作にあたります。

しかし営業時間以外に出玉を操作することは不正ではありません。スロットの設定変更、パチンコの釘のメンテナンス(調整)がその最たるものです。

初めからお店が負けないように(赤字ならないように)計算されて、余った余剰金を還元する。

例えるなら、
「ここに皆さんから集めたお金1000円があります。この1000円を賭けて、今からここで何かハッキリ勝ち負けが分かるゲームをしたいと思います。ただし、このゲームをする場所を提供する手数料として1000円のうち200円を頂きます。
では皆さん、残りの800円を賭けて楽しいゲームをお楽しみください」

こんなゲーム楽しめますか??私は楽しめません。あまりにも分が悪すぎます。まあ時間潰し程度ならいいかなと思うくらいです。

大事な事なのでもう一度言います。


パチンコやパチスロは負ける確率の方がはるかに高い「分の悪い勝負」です。

そこに確率も期待値も何もないと思うのは私だけでしょうか。


遊戯台の上に記載してある確率と勝負すること、頭の中で期待値を計算されること自体が正にお店の思うつぼと言っていいと思います。

確率を信用してない、期待値なんて知りません、そもそも勝てると思ってないのです。適度な距離感を保って付き合うことが一番ですね。

次回は別の視点からの確率の話をしたいと思います。

お付き合い頂きありがとうございました!