ババ抜き先生の日記

寝る前に一言

常識で考えると矛盾だらけ

こんにちは!
最近の国会議員をニュースなどで見てると、隣の中学生の方がよほどしっかりしてるなと感じてしまう今日この頃です。

今日は政治家について話していきたいと思います。
毎度ですがかなりとがっております。不快に思われる方もいると思いますので、あくまでも一つの考えとして捉えてもらえると助かります。

若い時、たくさん勉強して、プライドを捨てて下げたくない頭を下げて、小学生でも分かるような嘘をついて、守る気も果たす気もない約束をテレビの前で平然と話す。そして最後はタイミングよく病気になって入院する。そういう大人になるためにこれまで努力してきたんですね。ご苦労様です。若い頃の努力は相当だと思います。
しかし、そんな大人達が作り出す「理想の国」で子供達がまっすぐ健やかに育つわけないでしょ、と改めて感じてしまいます。手本となる人がこんな状態なのに、後ろでその背中を見てる子供達が正しく育つわけがありません。ドイツ語を分からない人がドイツ語を教えられるわけないのと同じです。
この際堂々と日本政府として子供達の学習指導要領に、バレない嘘のつき方や、約束の破り方、都合のいい病気のかかり方などを道徳の授業などに取り入れたらいいと思ってしまいます。政治家の人たちは最高のお手本だと思います。

今の子供達にとって本当に学ぶべきことは「努力の大切さ」ではなく「努力してるやつの影に隠れて甘い汁を吸う方法」であり、「ごめんなさいと謝ることの大切さ」ではなく「いかにごめんなさいを言わずに言い訳を続ける方法」ですね。ついでにもう一つ言えば、「健康でいる方法」ではなく「タイミングよく病気にかかる方法」も学ぶべきだと思います。


政治家の皆さんはよく、政治は結果責任である、と言われます。私の解釈が間違ってなければ、これまで何をやってきたかなどの過程ではなく結果に責任を持つべきという意味だと思います。
では責任を持つということはどういうことなのでしょうか。
これは責任の所在は自分達にある訳で、仮に納得のいく結果にならなかった場合は自分達が責任を取るということではないでしょうか。
では責任を取るということはどういうことなのでしょうか。
これは自分達の力不足と失敗だったということを認めて、自分達よりも力のある人達にその責任を託すということだと思います。

そんな力不足だった方々が口を揃えて言う呪文があります。
「責任を重く受け止めてより一層の努力をしていくつもりであります」
責任を重く受け止める過程も、より一層の努力をしていく過程も興味はないのです。
唯一の事実として、今日までのあなた達の行動は結果が伴わなかったということ。この事実だけがあればいいのです。
それが結果責任です。
結果が伴わなかったなら後の人に責任を託して欲しいのです。

失敗するなと言ってるわけではありません。人間なので失敗なんて毎日します。ただ、政治家の人達は「結果責任」という言葉で勝手に自身を追い込み、失敗をしたときの逃げ道を自身で閉ざしてしまっています。
失敗したことを非難するわけではなく、責任を取らないことを非難しているのです。

初めから責任を取る気がないなら、堂々と結果よりも過程を評価してもらいたいと言えばいいのです。
評価の良い悪いは別にして、これで嘘は言ってないことになります。
一応誤解のないように言わせてもらえれば、もちろん責任のとり方は辞めることだけではありません。ただし、国の方向性を左右するような大きな権限を持つ人が「結果に責任を持つ」と話した後に結果が伴わなかった際、「努力が足りなかったので次はこれまで以上に頑張ります」という責任のとり方では残念ながら責任を取ったとは言えません。それなら隣に住んでる中学生でも私でもできます。
結果責任ですと大声で叫び、責任のとり方について事前に聞けば、「仮定の話なのでお答えできません」失敗の原因を聞けば「現在調査中です」
ほとぼりが冷めた頃に、「より一層の努力して参ります」
言葉は悪いですが、それならアホでもできます。国家運営ってとてつもなく簡単みたいですね。国の借金も多いみたいですので、人件費削減のためにアルバイトでやりくりしてもいいのかもしれません。

まだまだたくさんありますが、今日はこの辺にしておきましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ではまた次回!