ババ抜き先生の日記

寝る前に一言

パチンコ、パチスロについて 3

こんばんは!

前回、前々回とパチンコ、パチスロ(以外パチ)の話をしてきましたが、今回がラストです!いやもしかしたらもう一回くらいやるかも。。(笑)

また確率の話ですが、今回はより打ち手の目線からの話をしようと思います。

1/99、1/319、合算確率1/120、パチを楽しんでる方には聞き慣れた単語でしょうか。

私は30を過ぎて自分は変わってると気づき始めました(笑)そんな変わってる私から見ると、この分数の表記はずるいと思ってしまいます。

分数表記だとなぜかすぐ当たりそうな気がしてしまいます。

これを%表記にしてみると、
1/99ってつまり約1%です。1/319は約0.3%です。
毎ゲーム約1%、約0.3%で当たりが来ます。

なんか絶対に当たらない気がしてくるのは私だけでしょうか。リーチや予告の信頼度が%表記なのに大当たり確率だけ分数表記であることに悪意を感じてしまいます。

台の上に1/99ではなく「1%」
1/319ではなく「0.3%」
と表記したらそれだけで依存症対策になるかもしれません(笑)


継続率80%など、高継続を唄う台もありますよね。これもなかなかくせ者で、なんか80%って聞くと結構続くってイメージがどうしてもあると思うんですけど、実際はなかなかシビアです。
1/319の台で大当たりする台の80%が確変で、以後80%で確変が継続する台があるとします。この台が5連チャンする確率を計算してみます。
さて、0.8×0.8×0.8×0.8×0.8がその答えです。
答えは約33%です。
ちなみにこれに初当たりも加味すると0.003×0.8×0.8×0.8×0.8×0.8になります。
答えは約0.09%です。
なんと初当たりを引いてその後5回確変当たりを引く確率は1万回やって9回です。
これはなかなか大変な数字が出てきました。

もうひとつだけやってみましょう。1/319、確変突入率50%、その後は80%で確変継続するとしましょう。同様に5連チャンと仮定すると、
0.5×0.8×0.8×0.8×0.8になります。
答えは約20%です。
初当たりも加えると、
0.003×0.5×0.8×0.8×0.8×0.8です。
答えは約0.06%です。

分数にすると1万分の◯◯って確率になります。
1/319を1回転で当てるよりも難しいのです。

台によって確率や継続率が違うので比較はできませんが、この1万回に数回しか引けないようなものが、どのパチ屋でもいつでも見ることができます。

これが前回のお話でも出てきた「不正じゃない出玉操作」であり、「利益の管理」になります。確率なんて飛び越えた話です。

普通ならほぼ勝てるわけないのに、勝てるわけないとお客さんに知れたら店(企業)が営業していけなくなるので営業していける程度に「アメ(還元)とムチ(回収)」でお客さんを惑わして、利益を管理するわけです。ちなみにこれは不正な出玉操作ではありません。企業に認められた正当な権利になります。

例え話として正しいか分かりませんが、100円で仕入れた商品を110円で売っても150円で売っても誰も文句は言いません。企業に認められた正当な権利だからです。
まあ150円の店にお客さんが行かなくなるだけです。

そのすごく単純な理屈をあの手この手で気づきにくいようにしてるのがパチです。
あくまでも私の個人的な考えではありますが、勝てると思って行くべきではないと思うのです。ちなみに私はこんな数字を見せつけられてしまうと初めからこんなことは無かったことにして楽しんだ方が充実できると思います。


長くなってしまいましたが、もし少しでも皆さんの中にこんな考え方もあるんだなぁと、残ってもらえたらと思います。


読んでいただきありがとうございました!

パチンコ、パチスロについて 2

こんにちは!

前回に続き、パチンコ、パチスロ(以下パチ)についてお話したいと思います!あくまでも個人的な考えですので、一つの考え方として捉えてもらえればと思います。

今回はまず確率について話そうと思います。
よく友人から甘デジ(大当たり確率1/99の台)で300、400ハマり当たり無しとか色々聞くのですが、話は合わせるものの、正直そんなの知らんし嫌なら行くなと思ってしまいます。

前回の話に関係する部分もありますが、お店は企業です。大手チェーンだろうと個人経営だろうと企業には変わりありません。
ほとんどの企業は銀行やその他の金融機関や関連団体から資金を借りてお店を営業してるかと思います。

当然金融機関は多少のリスクはあれども、確実に貸したお金を返してもらえるのかを厳しく判断します。

「うちはパチ屋なので、台の調子次第では赤字になるか黒字になるか分かりません。すごい儲かるときもあれば大赤字の時もあります。だから借りたお金をちゃんと返せるか分かりませんけど、一応返済の見通しあるんで◯◯万円貸してください。まあ返済の見通しって言っても運次第なんですけど」

なんて企業にお金を貸してくれるところはこの世のどこにもありません。

その台の確率がどうとかそういう問題ではなく、お店はお客さんが来てくれる限り絶対に儲かる仕組みになってます。だから運転資金を借りて営業できるのです。

それは店の利益を管理するシステムがあるのです。
皆さんご存知のホールコンピューターというものです。
このホールコンピューターと聞くと、遠隔操作とかそういう話を想像するかと思いますが、残念ながら違います。

そもそも遠隔操作なんて今の時代デメリットしかないような気がします。その日、その月に数万、数十万遠隔操作とやらで不正に出玉操作をしても、もしその行為が表に出たときの社会的信用や営業停止などの行政処分のリスクを考えれば明らかに危険です。

良い意味でも悪い意味でも緩かった時代は確かににあったかもしれませんが、どこに目や耳があるか分からない今の時代に不正な出玉操作をすることはもはやあり得ないといってもいいかもしれません。

脱線しましたが、ホールコンピューターは店の利益を管理するシステムであり、出玉の不正な操作をするものではありません。この不正な操作というのがポイントです。
不正じゃない出玉の操作はしてると思われます。ただしホールコンピューターでの操作ではなく、別の手段を使っていると思われます。
利益の管理や操作をしなければ、つまりお店は運で営業してるってことになってしまいますから。

パチ屋は営業中に出玉の操作はすることができません。これは不正な出玉操作にあたります。

しかし営業時間以外に出玉を操作することは不正ではありません。スロットの設定変更、パチンコの釘のメンテナンス(調整)がその最たるものです。

初めからお店が負けないように(赤字ならないように)計算されて、余った余剰金を還元する。

例えるなら、
「ここに皆さんから集めたお金1000円があります。この1000円を賭けて、今からここで何かハッキリ勝ち負けが分かるゲームをしたいと思います。ただし、このゲームをする場所を提供する手数料として1000円のうち200円を頂きます。
では皆さん、残りの800円を賭けて楽しいゲームをお楽しみください」

こんなゲーム楽しめますか??私は楽しめません。あまりにも分が悪すぎます。まあ時間潰し程度ならいいかなと思うくらいです。

大事な事なのでもう一度言います。


パチンコやパチスロは負ける確率の方がはるかに高い「分の悪い勝負」です。

そこに確率も期待値も何もないと思うのは私だけでしょうか。


遊戯台の上に記載してある確率と勝負すること、頭の中で期待値を計算されること自体が正にお店の思うつぼと言っていいと思います。

確率を信用してない、期待値なんて知りません、そもそも勝てると思ってないのです。適度な距離感を保って付き合うことが一番ですね。

次回は別の視点からの確率の話をしたいと思います。

お付き合い頂きありがとうございました!

パチンコ、パチスロについて

こんにちは!

久しぶりの更新です。最近友人が初めてパチンコで10万負けたという話を聞きました。

私も学生の時にパチンコを覚え、学生のうちに「これにハマるとヤバい」と思い、適度な距離感で楽しむ程度に留めております。

そこで今日は個人的な考えではありますが、これらパチンコ、パチスロ(以下パチ)とどうすれば良いお付き合いができるかというのを語りたいと思います!

様々な意見もあるかと思います。
異なる意見を否定するつもりはありません。一つの考え方として捉えてもらえればと思います!


突然ですが、私は30を過ぎてようやく自分がちょっと変わった感覚を持ってるのかなと気づき始めました(笑)
目に見える情報をまっすぐ受け取らず、その裏側や側面をイヤらしく調べたりします。そして納得するまで止めません。きっと私の周りの人は「コイツめんどくせー」と思っていることでしょう(笑)

当然パチを楽しくまっすぐに楽しめたのは覚えて一年程度でしょうか。その後はお金の流れの仕組みなどを
調べていくうちにすぐに気づきました。


「まずパチは絶対に勝てません。というか勝ち続けること、または稼ぎ続けることができません。」

大きな敷地に派手な装飾、キレイな室内に徹底された社員教育、我々が楽しむ遊戯台の全てに莫大なコストがかかっております。しかもこれは一度払えばおしまいではありません。ずっとかかり続けるコストになります。
以前知り合いの方からパチ屋は一週間営業を停止したら倒産するかしないかのレベルになる、と聞いたことがあります。
それが本当かどうかは置いておいても、それくらい店を運営するのにお金がかかっているんだなと感じたことは覚えてます。

店舗が存在するためには、それを継続して回収しなければいけません。さらに利益もとらないといけません。だって企業なんですから。

さて、コストを回収し、利益をとるためにはお金を落としてもらう人がたくさん来てもらわないといけません。
だからこそ、客寄せパンダのような当たり台があったり、室内がキレイだったりするのです。マンガが置いてあったりマッサージ機があったりコーヒーが無料で飲めるのはその店が儲かってるからじゃなくて、たくさんお金を使って欲しい故の、いわば「投資」みたいなものです。

お店はこれらたくさんの先行投資をして我々を招き入れ、お金を使いやすい快適な空間を提供します。もう一度言いますけど、この先行投資にも莫大なコストがかかっております。

だから勝てるわけがないのです。そもそも勝つ気でお店に行ってはいけません。これは個人的な考えですが、勝つ気で勇んで行く人こそがお店として一番来て欲しいお客さんだと思います。気合いが入ればその分熱くなりやすいと思いますし、熱くなれば視野が狭くなります。結果予想外にお金を使ってしまう可能性が高くなります。

パチはお金を使うものであり、お金を稼ぐものではありません。基本戻ってもきません。勝負もしません。そもそも機械と人間が勝負しても人間は勝てません。私は過去にそろばんをやっていたので計算には自信がありますが、電卓に勝てると思ったことは一度もありません。そういうことです。

長くなりましたが、今日のまとめをするならば、
パチ屋はお金を稼ぎに行くところでも勝負をしに行くところでもなく、遊園地やゲーセンと同じでお金を使って勝負の真似事をさせてもらえる楽しいところ」

ということでしょうか。この感覚を常に持ってると、パチ屋でも一歩引いた目で自分と、周りを見ることができます。熱くなってしまいそうなとき、
「どうせ負けるのが普通だしなー、なんなら2時間くらい◯円で楽しめただけいいかなぁ」

なんて考えられたら、もうこっちのものです。適度な距離感で付き合えてる証拠です。

次回は、「当たる確率」とか「俺だけ出てないんだけど」の話をしようとおもいます!

ではでは(^-^)/