ババ抜き先生の日記

寝る前に一言

パチンコ、パチスロについて 5

こんばんは!

いよいよホントに最後です(笑)

パチンコ、パチスロ(以下パチ)について5回目になります。これまでの総括も終わりました。心構えも書かせてもらいました。
ずばり最後にふさわしい話題かもしれません。
これまで同様にあくまでも個人的な考えになりますのであらかじめご承知ください。なお、私の予想も交えた話になりますので、話のネタ程度に捉えてもらえると幸いです。

「俺、散々いいようにやられてたけど、少しでも見返してやりたい。どうすれば仕返しできますか」について書こうと思います。

仕返しという言葉は乱暴ですね。

言い換えましょう。
パチ屋がされたら嫌なこと、困ること」についてです。

ただしこれを実行するのは結構難しいです。というか覚悟が必要です。

過去のお話でも出てきましたが、パチ屋は企業です。
企業は利益を出さないといけません。これは何も悪いことではありません。
むしろ利益を出せない企業は様々事情はあるかと思いますが一般的に社会的な信用がありません。
利益が出ないとその企業で日々働く従業員の生活を守れない訳ですからむしろ無責任とも言えます。

あんまり知られてないかもしれませんが、私が調べて知ってる知識で言えば、パチ屋はあまり儲からないのではと思ってます。
誤解を招く言い方だったかもしれません。正しくは薄利多売な商売だと思われます。
確かに儲けはあります。ただ、売り上げに対して利益が少ないと思われます。

例え話として、
・1万円の利益を出したい。
→スーパーマーケットAは原価や人件費などの経費が1万円かかるから2万円売り上げを立てれば1万円の利益が出る
パチ屋Bは人件費などの経費が99万円かかるから、
100万円売り上げを立てれば1万円の利益が出る

ちょっと極端かもしれませんが、パチ屋Bの方が遥かに大きな金額の売り上げを立てないと利益が出ないってことです。
少し前までは20兆円産業なんて言われてましたけど、それくらい売り上げを立てないと大きな利益にはならないんだろうなと思います。
パチ屋は莫大な固定費がかかります。遊戯台の購入費、水道光熱費、地代、人件費、他色々。。

店を開けていようと閉めていようと固定の経費がどんどんかかります。だからこそパチ屋は店を開け続けなければいけないのです。
そして店でお金を使ってもらって売り上げ、利益をあげる。

前置きが長かったですね(笑)ずばり言いましょう。

パチ屋が一番困ること。それは、

「お客さんが遊びにこないこと」

パチ屋は企業です。慈善事業ではありません。
誰かが偶然にも当たり台に座ってその日偶然お金が増えれば、他の大半の人はお金が減ります。お金が増える人の増えた分のお金は、お金が減った人の分から充てられます。

お客さんがお金を使う→店にお金が入る→事前に計画を立てた分の金額を店が確保→余ったお金が一部の幸運な人に集まる

厳密に言えばお金ではないのですが、分かりやすく言うとこれが一連の流れです。
お客さんが使うお金が減れば店に入ってくるお金も少なくなります。でもお店の取り分は最低限はとらないといけません。それは仕方ない。だって企業ですもん。
すると、お金が余らない。余らなければ幸運な人にお金が集まらない。つまり出ない。

出なければ、お客さんは来ない。つまりお金が入ってこない。そこからお店の取り分をとったらもっとお金が余らなくなる。だからもっと出なくなる。

ここにパチ屋の薄利多売という利益システムのしかかってくるわけです。
ただでさえ大量に売り上げを立てないと見合った利益が出ないのに、お客さんが来ない。つまり売り上げの分母が確保できない状況。これだけは絶対に阻止しないといけないわけです。

正直、「店長呼べこら」って騒いだり、駐車場にゴミをばらまかれたり、トイレを詰まらせる、なんて痛くも痒くもないと思います。そんなことで憂さ晴らしできるなら好きにやっていただいて構いません。ただし、修理費用や清掃費用、または清掃にかかる人件費分はお客さん達から頂きますが。って話です。お店の取り分(というか取らなきゃいけない分)が増えるだけです。
自分達に還元されてくるかもしれないものが減るだけです。

自分で自分の首を閉めてしまっているだけです。

それよりも笑顔でお店を出て、2度と来ない。これが一番困る。
現実的ではないですが、これをお店のお客さん全員にされたら、そのお店は終わりです。

だだしパチを楽しむ方にとって、お店に行かないということは思った以上に厳しいことで、覚悟が必要です。これは本人次第というところもあるでしょう。

ちなみにパチ屋としてもそういう方をパチから離れないようにするために、色々な所にきれいなお店を構えて、お客の取り合いをしているわけです。


遊戯人口が減っていく中で、お客さんに遊んでもらうことが全てのパチ屋とすれば、お客さんが離れていく事が一番困ることであり、お客さんはパチ屋に行かないことこそが一番の仕返しになる。しかしその仕返しの手段はあまりにも酷で難しい。

パチをしない方からすれば、
「じゃあ辞めればいいのに」の一言ですむ話なんですけどね。

なんとももどかしい話です。


とまあこのような感じで長々と書いてきましたが、これはあくまでも私の個人的な考えです。誰かに押し付けようとも思わないし、異なる意見を否定する気もありません。

ただ、一歩間違えれば生活が壊れる危険がある遊びです。
何も考えずにフラフラ遊んでるよりも何か一つ信念をもって自分を守りながら遊ぶことをおすすめしたいと思います。

改めて読んでいただきありがとうございました!

もし異論反論同意見等あればコメントなどもらえると嬉しいです。

次回は全く違う内容を書くと思いますが、良かったら覗きに来てください!

ありがとうございました!