ババ抜き先生の日記

寝る前に一言

人を納得させる話し方(あくまで個人的な経験上)

おはようございます!

今回はあくまで個人的な経験から導き出した人を納得させる話し方について書きたいと思います。
こんな考え方もあるんだな程度に捉えてもらえると助かります。

また、某動画サイトなどでも似たような動画がたくさんあるかと思います。それと似たような表現があるかもしれませんが、もし良ければお付き合いください。


言葉というものは本当に不思議なもので、口で話しても文章にしても、その言葉が一言一句同じであれば意味は全く変わりません。ですが、受け取り方は全く違くなる場合があります。

日々の仕事での会議やプレゼン、取引先との商談、友人や家族との会話、さらには好きな異性を口説き落としたいなど現状よりもっと話し方が上手くなりたいなんて思う方はたくさんいると思います。

そんな方にまず知ってもらいたいのが、「話し方なんて上手くならなくていい」ということです。

は?って思うかもしれませんがズバリ言うとそうなんです。

話し方が上手い人というのは、周りの空気を敏感に感じ取り、その環境の中で自分の居場所を作り、相手に対して心地良い表現の言葉を無意識に選び出し、それを瞬時に使用します。さらに相手の心の動きや刻々と変わる自分の立ち位置や状況をその都度察知し、その中で相手が揺れ動く言葉をこれまた瞬時に使用します。
例えるならテレビの司会者でしょうか。

経験や慣れはもちろん必要でしょうが、あれを訓練してできるとは私は思いません。

あれは悲しいことですが、生まれ持った性格や才能です。全員ができることではありません。

つまり、話し方は上手くなろうと思っていくら頑張っても、結局上手くなりません。

ではどうすればいいのか。


ここからはテクニックの話です。
難しいことはありません。少し練習して経験を積んで慣れればいいだけです。

いくつかあるので、一気に紹介します。

①口だけで話さない。身振り手振りを使う。

②早口でたくさん話す。

③擬音を使う。

④同じ言葉を繰り返す。

以上です。

文字にすると難しく感じてしまうかもしれませんが、やってみると結構簡単です。

詳しく説明しますね。

①ですが、別に整ったきれいな動作をする必要はありません。
話した言葉にちょっと味付けする程度でいいと思います。例えば、取引先に大きなカバンをお勧めするとき、説明書に書いてある寸法を伝えるよりも、「だいたいこれくらいですかね」なんて手や体で大きさを表現した方がよっぽど良いと思います。
正確な数字を知りたい時は、相手はちゃんと説明書や資料を見ます。極端な話、言わなくても勝手に見ます。

②ですが、これが今回の肝と言っていいと思います。
当然ですが聞き取れないくらいの早口ではダメです。
ただ、あれ?さっきこんな風に言ってたっけ?くらい早口でも大丈夫だと思います。で、その話をとにかくたくさん話します。多少脱線してもいいのでたくさん話します。最後は「やや脱線してしまいましたが~」や「ちょっと話逸れちゃったけど~」という魔法の言葉で戻せばいいだけです。
しかし、これが一番慣れが必要なところです。

私の経験上ですが、プレゼンでも商談でも、日常会話でも、話す人の言葉を全て聞いてる人はまずいません。自分にとって知りたい情報や必要な情報を選んで聞いてます。
そこにやや早口でたくさんの言葉をぶつけると、聞き手はその中で「結局どういうことなんだ?」というある意味思考停止のような状態になります。
大事なのはここです。相手をプチ思考停止状態にすることが目的なのです。

③ですが、すごく大きなものを「大変大きなもので~」なんて難しい言葉で話すより、「ドカーンと~」などの表現した方が相手の頭に入りやすいということです。

④ですが、自分が伝えたいことや相手に覚えておいて欲しいことは一々何度も言った方がいいです。やや慣れが必要ですが、例えば「この商品はお勧めです」ということを相手に伝えたいならば、
「この~はお勧めです」を前半に一発、中盤に「~は皆さんから好評です」、「~はお世辞抜きで良い」的な表現を使いつつ、最後に「~はぜひともお勧めしたい」「~の良さをお伝えしたい」など表現を多少変えながら同じことを言い続けるということです。もちろん連続で言われると、しつこいなと思われるのでやや慣れが必要です。


ちなみにこの四つてすが、複数合わせると絶大な効果があります。もちろん会社の重要な会議で、③のような擬音は相応しくないなど、例外はあります。
しかしそういうお堅い場でも、①のような身振り手振りを使い②のようにやや早口で脱線を恐れずとにかくたくさんの言葉を話し、要所で④のような伝えたい言葉を繰り返すなど、使い方はたくさんあります。

しかもこれ、ものによっては慣れや経験が必要と書きましたが、正直すぐに慣れます。特別な知識を必要とせず、思ったことを身振り手振りを混ぜて脱線しても構わないから早口でたくさん話せばいいだけなので。

②でプチ思考停止になってくれれば、相手は①身振り手振りや③擬音で分かりやすい表現が頭に残り、ちょこちょこ挟んでくる呪文のような④のこちらの意図に気づいたらハマってる、言うならば

「んー、なんか分かったような分からないような感じなんだけど、なんか悪いものではないってことだけは分かったからちょっとお願いしようかな」
という流れになってきた経験があります。

ちなみにこれは日常の会話でも同じです。友人と遊んでて、

今日は何としてもラーメンが食べたい、しかし、この流れはなんか牛丼だ。。なんてどうでもいいような状況から、

この半年、ずっと好きだったあの人。。そろそろ告白して関係を前に進めたい。。なんて重要な局面まで、幅広く対応できるかと思います。


むしろどうでもいい状況の時にあえて場数を踏むために実践してみるのも一つかもしれません(笑)


どうでしょうか。もちろん時と場合により通用する時とそうでない時があります。必ず成功をお約束するものではなく、あくまでも私の経験上の話です。

しかし、特別な知識は必要なく、少しの慣れさえあれば誰でもできるテクニックです。

ちなみにこの書いてる文でも④のような、伝えたいことを要所要所に表現を変えて織り交ぜてます。
その伝えたいこととは何かを当ててみて下さい(笑)


長くなってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございます!


ではまた次回☆